[2004.04.01]
  いちばんの愚かな悪


 ▼「PtoPファイル共有が危険」、シマンテックのセキュリティ脅威レポート(Nikkei IT Pro)
  http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/NC/NEWS/20040330/142146/


 なにが悪いことなのか,なにが愚かなことなのか,間違わずに,認識しよう。まぁ,小学生でもわかることだけども。

quote:Winnyを悪用するAntiny.Gウイルスによって京都府警の捜査情報が流出したと報じられるなか,シマンテック社は「ピア・トゥ・ピァファイル共有ソフトが攻撃の格好の標的になっている」とするレポートの概要を発表した。レポートの日本語訳は4月中旬に同社ウェブサイトで公開される。

 わたしはファイル共有ソフトを使うのは,ブラウザやメールソフトを使うのと全然差がないことと思っているので,警察官がWinnyを使っても全然悪いことではないと思っている。Winnyにはなにも「悪」はなく,ネットワークの正当な利用方法として激しく正しいツールだ。だから,誰がどんなことにWinnyを使おうとも,なにも問題はない。メールでは,メールアドレスをウェブに掲載したり,知り合いに知らせたりすれば,数日もしないうちにウイルスメールやスパムメールがやってくる。それも当然のことだ。問題は,そのウイルスに引っ掛かるかどうか,だ。

 京都府警,北海道警の職員の落ち度は,ただ単にAntiny.G,キンタマウイルスに引っ掛かったということだけだ。いまの世の中,ネットに接続しないパソコンなんてありゃしないんだから,別にWinnyを使用するパソコンで「現行犯人逮捕手続書」や「窃盗被疑事件の発生について」の報告書を作成してもいい。結果としてそれが内規に違反しているとしたって,別にどーだっていい内規だ。ウイルスに感染しなければ,なんの問題もないのだから。でも,ウイルスメールはいつまで経ってもなくならない。もういい加減飽きろよ,と思うほどに。アンチウイルスソフトメーカーはいい金づるだと思っているだろうし,セキュリティの穴をいっぱい作り出しているMSだって,もういい加減お前らの世話なんかしてられないよとホントは思っている。どんなウイルスを警告するウェブページも無駄,毎度毎度ウイルスを警告するシステム管理者も無駄,ただただウイルスを実行してくれる人がいる限り,同様の事件は起こり続ける。キンタマウイルスも,そのひとつなだけだ。ファイル共有ソフトが危険,なんて激しくテキトーな意見でしかなく,いちばん危険なのはいつだってウイルスを実行してくれる愚かな人たちなんだよ?


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